徘徊防止用の鍵

痴呆症のご家族の徘徊に悩むお客様のご依頼で、徘徊防止用の鍵を設置して参りました。
今回ご依頼のお客様は、浜松市ご在住の女性の方でした。お電話で伺った内容によると、お客様はお祖母様の深夜徘徊に悩まされているらしく、お祖母様が勝手に外へ出れないような徘徊防止用の鍵を設置できる鍵屋をお探しでした。
当方であれば徘徊防止用の鍵の設置も可能です。
そこで、お客様のご都合の良い時間帯をお尋ねし、連絡を受けた翌日の午後に浜松市をお訪ねしました。
約束の時間に訪問し、最初に状況を確認するために簡単にお住まいを調べさせていただきました。
お客様のお住まいは浜松市北区にある戸建住宅で、玄関の他にお庭に面した掃き出し窓から外へ出られる構造となっていました。
そこで、玄関の鍵を安心錠に交換し、掃き出し窓のクレセント錠を鍵付きのものに交換する事をご提案しました。
通常の玄関鍵は室内側に回転させるサムターンがついていますが、安心錠はサムターンの部分も鍵となっているものです。安心錠は鍵がなければ内側からも開けることはできないので徘徊を効果的に防げます。掃き出し窓の鍵付きクレセント錠も同様に、通常のクレセント錠はレバーを自由に回転できますが、鍵付きのものだと鍵がなければレバーを自由に回せません。
これら徘徊防止用の鍵をお客様にお見せしながら説明するとお客様は当方の提案に満足され、すぐに鍵の交換作業を開始しました。
安心鍵やクレセント錠の交換作業は比較的短時間で完了します。
今回についても合わせて20分ほどの作業で交換作業は完了し、鍵の取扱方法についてお客様に説明してからその日の作業を終えました。
痴呆症のご家族と同居されている方にとって心配なのはご家族の徘徊です。特に、深夜の徘徊はご家族が危険な目に遭う危険もあるため徘徊は防がなければなりません。
現在、鍵屋では内側からロックがかけられる徘徊防止用の鍵も多数取り揃えております。ご家族の徘徊にご苦労されているお客様は、鍵屋までご一報ください。