老人ホームの窓に防犯用クレセントを取り付けました

先日、浜松市浜北区の老人ホームからのご依頼で、施設の窓に徘徊防止用の鍵を設置して参りました。
老人ホームの事務長さんから鍵屋へご連絡いただいたのです。施設にご入居されているご老人が痴呆の症状により勝手に外に出て困っている、と言われていました。
そこで、お電話を受けた日の午後、浜松市浜北区にまで出向き、詳細なお話を伺うことになりました。
その老人ホームには100名ほどの方がご入居されていました。そのうちの2,3人の方が介護士の目が離れた隙に、窓から外に出てしまうので、なんとか窓を効果的に塞ぎたいと言われていました。
一般的な窓はクレセント錠というレバー式の鍵でロックがかけられますが、このクレセント錠は誰でも簡単に開閉できてしまいます。そこで、こちらのクレセント錠を徘徊防止用のものに変える事が効果的な対策となります。
そこで、最初は鍵付きのクレセント錠をご提案しました。
すると、鍵付きのものだと、複数の介護士で鍵を共有するのが難しいとのご指摘がありました。そこで、今回はダイヤルロック付きのクレセント錠を設置することにしました。
クレセント錠の交換が必要な窓は計5箇所で、30分程度の作業時間を頂戴する必要がありました。
事務長さんと相談の上、入居者さんが夕食を取る夕方5時過ぎの時間帯に鍵の取替作業を行うことにしました。
窓のクレセント錠の交換は比較的簡単な作業で実施可能です。固定しているネジをドライバーで外し、クレセント錠を取り外します。その後に、徘徊防止用のダイヤル付きクレセント錠を取り付け、ネジで固定します。
5箇所の作業を終えると、事務長さんの他、手の空いている二人の介護士さんに立ち会って頂き、ダイヤルの回し方とロックの仕方について説明しました。
説明を一通り終えた後、明細書と請求書についてお渡しし、浜松市での作業を終えることができました。
今回の老人ホームでの事例のように鍵屋では病院やクリニックなどでの大規模な作業が必要な案件についても積極的に承っております。
大規模な作業が必要な場合、お伺いして費用や工期についての打ち合わせも行いますので、お気軽に鍵屋にまでご連絡ください。