玄関の異物除去

鍵に異物を入れてしまって鍵を開けられなくなった場合には、無理して鍵穴を傷つける前に是非、鍵屋までご連絡ください。
少し前にもお子様のイタズラで鍵穴に異物を詰めてしまったお客様からのご依頼で浜松市まで出向き、鍵穴の修理作業を実施して参りました。
ご連絡を受けたのは夕方の5時過ぎのことでした。
鍵が開けられず家に入れないとお客様はお困りの様子で、お電話を終えるとすぐにお客様がお待ちになっている浜松市浜北区に向かいました。
40分ほどで現地に到着すると、戸建住宅の玄関でお客様は10歳くらいの男の子と一緒にお待ちになっていました。作業に先立ち、少しお話を伺いました。
お客様のお話によると、小学生のお子様が鍵を忘れて登校されたらしく、帰宅したお子様は家に入れないので木の枝を使ってピッキングの真似をし、鍵穴に木の破片が詰まって鍵が回せなくなったそうなのです。
お子様がいる家庭でたまに発生するトラブルで、このような際には鍵屋に依頼して鍵穴を修理する必要があります。
さっそく、作業車に戻って特殊工具を持ち寄り、作業を開始しました。
鍵穴に空いた小さな隙間に細長いワイヤー状の工具を差し入れ、慎重に木の破片を掻き出します。大きな破片を一通り取り出したらエアダスターを用いて圧縮空気を送り、鍵穴内部に溜まった木屑を吹き飛ばしました。
このような作業で鍵穴の修理を完了し、問題なく鍵を回せるようになりました。
最後に請求書を作成し、作業工賃をお支払いいただいて、暗くなる前に浜松市での作業を終える事ができました。
お子様がいらっしゃる家庭では、鍵屋の真似をしたお子様が鍵をこじ開けようとしてヘアピンや安全ピンを鍵穴に入れて詰まってしまう場合がございます。そのような場合に鍵屋を呼ばずに素人作業で修理しようとされますと、鍵穴が壊れてしまい、最終的には鍵の交換が必要になってしまいます。
被害と費用を最小限に抑えるためにも、鍵穴に異物を詰められた場合には鍵屋にまですぐにご連絡ください。